煙草とがん抑制遺伝子

喫煙、禁煙、煙草について調べているとガンとの関係で下記のような文面にたどりつきました。

たばこはこれを傷つけるー  人間の細胞は歳をとるほど傷がつくことが多くなり、正常な細胞にもどす修復作業も忙しくなる。

この繰返しの中で細胞の突然変異(遺伝子の傷)が起き「がん」が生じる。

この「がん」発生を防ぐ抑制遺伝子が、各細胞の中にあることが最近わかってきた。

環境中にはたばこ、紫外線、ウイルス、添加物など、細胞のなかの遺伝子を傷つける物質が多くあり、その結果で発生した「がんに近い細胞」や「がん細胞」自身を修復したり、その細胞を自殺(アポトーシス)させたりして、がんの発生が抑えられている。

これまでに10種以上の抑制遺伝子が発見されているが、半数以上のがんに関係しているP53というたんぱく質が特に注目されている。これは遺伝子にくっつき、修復またはアポトーシスを促すに必要なたんぱく質を作らせるという。


たばこは発がんさせ、それを増殖させる因子を持つだけでなく抑制遺伝子をも傷つけ、きわめてがんになりやすくさせる有害薬物といえる。
現時点ではまだまだ研究の余地を残し、煙草の喫煙はきわめてガン発生率を高めているのが現状である。


【がん抑制遺伝子p53】

がん細胞殺す“スイッチ” たんぱく質特定−−千葉大などがん抑制遺伝子の一つ「p53」が、異常をきたした細胞を自殺に導く際に不可欠なたんぱく質を、千葉大医学部や大鵬薬品工業などの研究チームが特定した。

肺がんや大腸がんなど約半数の種類のがんで、p53が正常に働いていないことが分かっている。

このたんぱく質の機能を詳しく調べれば、正常な細胞には影響を与えず、がん細胞だけを自殺させる新薬の開発につながる可能性がある

毎日新聞 2007年8月24日 東京夕刊より一部抜粋
gigarot at 17:27│clip!煙草とガン